我々おっさん世代と今時の子供達との決定的な差異に、ヴァーチャル体験の有無が挙げられます。想像の中でしか存在し得なかった様々な仮想世界を、発達したビデオゲームによっていとも簡単に体験することが出来るのです。例えば涼介。お友達の家で遊ぶWiiスポーツ、その中のボウリングなどで高得点を記録すると、何だか本当にボウリングが上手になったかのように勘違いしてしまう様なんですね。これは本人の責任というより、多感な時期にそうしたヴァーチャル体験を提供してしまう我々大人側の責任であります。
我が家でも家族全員が参加しているDSソフト「どうぶつの森」においても、ゲームの中で実にお手軽に虫を捕まえたり魚を釣ったりすることができるため、どうも涼介は魚釣りなどを簡単に考え過ぎているような雰囲気があります。ここはひとつ責任ある大人として、いかに魚を釣るのが困難であるかを思い知らせてやるために、子供達にとっては初めてとなる海釣りに出かけることにしました。
早速、数回にわたる引っ越しでも見捨てられること無く、押し入れの奥で十数年間眠っていたロッドケースを引っ張りだしてみると、案の定どの竿も劣化してボロボロ…。何とか使えそうなのは投げ釣り用の一本のみ。何個かあると思っていたリールも何故か一つも見つかりません。結局、子供用の竿とかリール、その他様々な釣り道具を新たに購入したら結構な出費になってしまい、何とかこれらの元を取るためにも釣りまくらねば、と俄然気合いが入ります。
さて、本日朝から向かった場所は知多半島のほぼ南端、豊浜漁港。先日仕事で知り合った釣りマニアの某社長さんに教えてもらった、ファミリーにも人気の釣りスポットです。朝が弱い雪絵のせいで出発が遅れ、現地に到着したのは午前9時前。当初想定していた釣り専用の突堤はすでに多くの釣り人であふれ、入り込む隙間は無さそうです。しかもざっとチェックしてみると、どうも皆さんあまり釣れていない様子。早くも頭をよぎる坊主の予感に一気にテンションが下がりますが、とりあえずは気を取り直して、比較的海面が近くて安全そうな漁港内の堤防に陣取り、子供達の仕掛けをセットしていよいよ釣り開始。真剣に竿を持つ涼介。

雪絵はイマイチ気分が乗らないのか、最初からいきなり投げやりな状態。よくわからん…。

仕掛けの方は、某社長のアドバイス通りぶらくり釣りをメインに考えていたのですが、周りは全員ウキ釣りなのでとりあえずこちらもウキにしてみました。餌のアオイソメに触れるのが私だけなので、大忙しです。目の前の海中には小魚が沢山泳いでおり、徐々に何となく釣れそうな気もしてきました。私も最初は子供達の様子を見ながらボーッとしていたのですが、遠くの方で小さなカレイを釣り上げた人を目撃すると往年の偽釣りマニアとしての血が騒いで興奮が高まり、辛抱たまらず適当に投げ釣りを初めてみました。
で、中々釣れぬまま時間だけが過ぎ、迫り来る坊主の予感に皆が微妙な雰囲気となった昼前頃、ようやく私の竿に小さなハゼがかかりました。とりあえず坊主を逃れることができて一安心。意外だったのが、直前まで全然やる気のなかったワイフが、竿を持ったら人格が変わって根気強いところを見せたこと。かなり集中していた様だし、結構釣りに向いているのかも。

その後、私の投げ竿にはコンスタントに魚がかかるようになって、途中小さなフグとかオコゼも釣れました。子供達も仕掛けを変えたりしながら頑張ったものの、こちらは依然として厳しい状況が続きます。

お昼ご飯にはみんなでインスタントラーメンを食べて、午後の部をスタート。が、中々釣れないためさすがに飽きてきたのか周りをうろつきだす二人。この大きな防波堤の向こうは海面までかなりの高さがある絶壁なので、ちょっと心配…。

その後、すっかり釣りを放棄した雪絵は、なぜか針外しが気に入ってダラダラと寝転びながら針外しで独りコリコリと遊んでいました。わけわからん…。

涼介は一生懸命ぶらくり釣りで粘るのですが、結局本日の釣果はゼロ。何とかして釣らせてあげたかったな…。

途中、私の竿が明らかに大きく湾曲し、大物の予感にドキドキしながらリールを巻いてみると、なんと20cmぐらいのタケノコメバルがヒットしていました!みるからに美味そうな姿にちょっと興奮。
で、最終的にサビキ大作戦なども展開してみたものの結果は優れず、午後4時前ぐらいには撤退を決意。この日の釣果はご覧の通り。

メバル1匹、サッパ(ママカリ)2匹、ハゼ5匹。ぶらくりによるハゼ1匹以外はすべて投げ釣りでの獲物です。正直、久しぶりの釣りだし坊主も十分あり得ると覚悟していただけに、これはちょっと出来過ぎかな。周りを見ても全然釣れていない人が多くて、どうやらこちらはたまたま投げ釣りのポイントが良かっただけみたいです。
帰りにすぐ近所の魚市場「魚ひろば」に立ち寄ってみると、さすがに漁港の中とあってどの魚も安くて美味しそう。

子供達は「どうぶつの森」で釣れるヒラメや鯛の実物を見て大喜び。ワイフはしゃこやカニに心を奪われていました。何か買おうかとも思ったけど、せっかくそこそこ釣れたことだし、今日のところはあえて我慢。
帰りの車中は、さすがに皆疲れて爆睡。問題はこの後。文字通り、魚達をどう料理するかです。私は当然魚などさばいた経験は無く、ワイフも比較的不得手であるとのこと。やむなくネットで検索しまくって情報を漁り、メバルはワイフに任せて煮付けに、ハゼとサッパは私がさばいて唐揚げにしてみました。生まれて初めて魚のウロコ取りとかしてみたのですが、これがかなり面白くて何だか病み付きになりそうです。


肝心のお味の方は、さすがに新鮮であるせいかいずれも猛烈に美味しくて、特にメバルの方は最高の出来です。目の前で釣った魚を食べるという初めての経験が後押ししたのか、子供達もそれぞれ大喜びで食べていました。ただ、量的にはかなり物足りなくて、4人分のお腹を満たすには少なくとも今日の倍ぐらいの釣果が必要となりそうです。二人ともそれなりに楽しんでいたのかもう一度行く気満々なので、出来ることなら今度はもっと沢山釣りたいなぁ。あ、でも釣れなかったら「魚ひろば」で刺身とかいっぱい買って帰ろう。それはそれで楽しみだな、うん。
我が家でも家族全員が参加しているDSソフト「どうぶつの森」においても、ゲームの中で実にお手軽に虫を捕まえたり魚を釣ったりすることができるため、どうも涼介は魚釣りなどを簡単に考え過ぎているような雰囲気があります。ここはひとつ責任ある大人として、いかに魚を釣るのが困難であるかを思い知らせてやるために、子供達にとっては初めてとなる海釣りに出かけることにしました。
早速、数回にわたる引っ越しでも見捨てられること無く、押し入れの奥で十数年間眠っていたロッドケースを引っ張りだしてみると、案の定どの竿も劣化してボロボロ…。何とか使えそうなのは投げ釣り用の一本のみ。何個かあると思っていたリールも何故か一つも見つかりません。結局、子供用の竿とかリール、その他様々な釣り道具を新たに購入したら結構な出費になってしまい、何とかこれらの元を取るためにも釣りまくらねば、と俄然気合いが入ります。
さて、本日朝から向かった場所は知多半島のほぼ南端、豊浜漁港。先日仕事で知り合った釣りマニアの某社長さんに教えてもらった、ファミリーにも人気の釣りスポットです。朝が弱い雪絵のせいで出発が遅れ、現地に到着したのは午前9時前。当初想定していた釣り専用の突堤はすでに多くの釣り人であふれ、入り込む隙間は無さそうです。しかもざっとチェックしてみると、どうも皆さんあまり釣れていない様子。早くも頭をよぎる坊主の予感に一気にテンションが下がりますが、とりあえずは気を取り直して、比較的海面が近くて安全そうな漁港内の堤防に陣取り、子供達の仕掛けをセットしていよいよ釣り開始。真剣に竿を持つ涼介。

雪絵はイマイチ気分が乗らないのか、最初からいきなり投げやりな状態。よくわからん…。

仕掛けの方は、某社長のアドバイス通りぶらくり釣りをメインに考えていたのですが、周りは全員ウキ釣りなのでとりあえずこちらもウキにしてみました。餌のアオイソメに触れるのが私だけなので、大忙しです。目の前の海中には小魚が沢山泳いでおり、徐々に何となく釣れそうな気もしてきました。私も最初は子供達の様子を見ながらボーッとしていたのですが、遠くの方で小さなカレイを釣り上げた人を目撃すると往年の偽釣りマニアとしての血が騒いで興奮が高まり、辛抱たまらず適当に投げ釣りを初めてみました。
で、中々釣れぬまま時間だけが過ぎ、迫り来る坊主の予感に皆が微妙な雰囲気となった昼前頃、ようやく私の竿に小さなハゼがかかりました。とりあえず坊主を逃れることができて一安心。意外だったのが、直前まで全然やる気のなかったワイフが、竿を持ったら人格が変わって根気強いところを見せたこと。かなり集中していた様だし、結構釣りに向いているのかも。

その後、私の投げ竿にはコンスタントに魚がかかるようになって、途中小さなフグとかオコゼも釣れました。子供達も仕掛けを変えたりしながら頑張ったものの、こちらは依然として厳しい状況が続きます。

お昼ご飯にはみんなでインスタントラーメンを食べて、午後の部をスタート。が、中々釣れないためさすがに飽きてきたのか周りをうろつきだす二人。この大きな防波堤の向こうは海面までかなりの高さがある絶壁なので、ちょっと心配…。

その後、すっかり釣りを放棄した雪絵は、なぜか針外しが気に入ってダラダラと寝転びながら針外しで独りコリコリと遊んでいました。わけわからん…。

涼介は一生懸命ぶらくり釣りで粘るのですが、結局本日の釣果はゼロ。何とかして釣らせてあげたかったな…。

途中、私の竿が明らかに大きく湾曲し、大物の予感にドキドキしながらリールを巻いてみると、なんと20cmぐらいのタケノコメバルがヒットしていました!みるからに美味そうな姿にちょっと興奮。
で、最終的にサビキ大作戦なども展開してみたものの結果は優れず、午後4時前ぐらいには撤退を決意。この日の釣果はご覧の通り。

メバル1匹、サッパ(ママカリ)2匹、ハゼ5匹。ぶらくりによるハゼ1匹以外はすべて投げ釣りでの獲物です。正直、久しぶりの釣りだし坊主も十分あり得ると覚悟していただけに、これはちょっと出来過ぎかな。周りを見ても全然釣れていない人が多くて、どうやらこちらはたまたま投げ釣りのポイントが良かっただけみたいです。
帰りにすぐ近所の魚市場「魚ひろば」に立ち寄ってみると、さすがに漁港の中とあってどの魚も安くて美味しそう。

子供達は「どうぶつの森」で釣れるヒラメや鯛の実物を見て大喜び。ワイフはしゃこやカニに心を奪われていました。何か買おうかとも思ったけど、せっかくそこそこ釣れたことだし、今日のところはあえて我慢。
帰りの車中は、さすがに皆疲れて爆睡。問題はこの後。文字通り、魚達をどう料理するかです。私は当然魚などさばいた経験は無く、ワイフも比較的不得手であるとのこと。やむなくネットで検索しまくって情報を漁り、メバルはワイフに任せて煮付けに、ハゼとサッパは私がさばいて唐揚げにしてみました。生まれて初めて魚のウロコ取りとかしてみたのですが、これがかなり面白くて何だか病み付きになりそうです。


肝心のお味の方は、さすがに新鮮であるせいかいずれも猛烈に美味しくて、特にメバルの方は最高の出来です。目の前で釣った魚を食べるという初めての経験が後押ししたのか、子供達もそれぞれ大喜びで食べていました。ただ、量的にはかなり物足りなくて、4人分のお腹を満たすには少なくとも今日の倍ぐらいの釣果が必要となりそうです。二人ともそれなりに楽しんでいたのかもう一度行く気満々なので、出来ることなら今度はもっと沢山釣りたいなぁ。あ、でも釣れなかったら「魚ひろば」で刺身とかいっぱい買って帰ろう。それはそれで楽しみだな、うん。

